すい臓がんの早期発見と治療

癌の種類によって発見の容易さにはかなりの違いがあります

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すい臓がんの早期発見と治療

「がんの早期発見」の重要性が叫ばれていますが、ここでいう「早期」とは治る可能性がある時期という意味になります。言い換えるなら、それぞれの癌によって早期発見の目安には違いがあるということです。また「早期発見」と言っても、癌の種類によって発見の容易さにはかなりの違いがあります。

癌は全部で50種類ほどありますが、そのうち約8割ほどの癌は診断技術も進み、専用の診察をすれば大抵発見できるようになりました。具体的には、「皮膚がん」「乳がん」「子宮がん」「大腸がん」「胃がん」「前立腺がん」「膀胱がん」などが、比較的容易に発見できる癌です。

からだの表面に近い部位にできる癌なので、患者自身が体調の変化を感じる症状が早期に出やすいのです。このため患者自ら、早めに精密検査を受けることになるので、発見も早期となる可能性が高いのです。

一方、「すい臓がん」や「肺がん」などの、体の奥にある臓器の癌は症状も出にくく自覚症状も余り無いため気づくのが遅くなりがちであるばかりか、精密検査をしても発見しにくい場合が多いのです。

ところで、乳がんは手で触れることができますから、自分で普段から気をつけることができますし、たとえ症状が無くても変化があれば自ら検査を受けに行くことができます。しかし、早期に発見さえできればかなりの生存が望める胃がんや子宮がんの中には、初期どころか相当進行した癌でもほとんど症状がないこともあり、症状が出たときには手遅れというケースもあります。

このことからも症状の有無にかかわらず、40歳を過ぎたら癌年齢と考え、できれば年に2回、少なくとも年1回は、毎年必ずがん検診を受けるようにした方が良いでしょう。